通常、以下のいずれかに当てはまる痛みは慢性疼痛とみなされます。
〇 3カ月を超えても続く、もしくは再発する
〇 痛みの原因になったけがや病気が治った後も、1カ月以上続く
〇 慢性的な病気、治らないけがに伴う痛み
慢性疼痛では痛みそのものが問題となります。
痛みによる継続的な疲労から
〇 睡眠障害
〇 食欲不振
〇 味覚減退
〇 便秘
〇 性欲減退
〇 体重減少
などが起こります。
また、痛みが長期にわたって続くと精神的にも支障をきたし、
〇 不安
〇 抑うつ
〇 行動力の低下
などの症状も表れます。 これらによって社会活動が困難になる場合もあります。