ED治療

こんな方にオススメ

内服やその他の治療を試したが効果を感じれなかった方や、アレルギーなどで受けれなかった方。

ED(勃起不全)の原因

勃起障害(ED)は大きく分けて、3つに分けられます。
心因性:心理状態によって勃起できるときと勃起できないときがあるもの
器質性:何らかの病気が原因となって勃起できなくなるもの
混合性:上記2つの特徴を合わせ持つもの

心因性勃起障害

自慰行為における勃起は可能であっても、性行為のパートナーとなる女性との関係がうまく作れないような場合や、また極度の緊張に陥ってしまうために勃起不全となるようなケースです。

器質性勃起障害

通常、勃起には
1 脳が性的刺激を受けて活発になる
2 脊髄せきずいを通る副交感神経を経て陰茎の血管が拡がる
3 陰茎の血流が増えて勃起する
上記のような流れがありますが、何らかの病気が生じることで勃起不全となります。

混合性勃起障害

器質性勃起障害で述べたような何らかの病気が原因となって勃起障害が生じるだけでなく勃起障害が原因となり性交に関する不安やトラウマが生まれてしまうことで、さらに勃起障害が助長されるようになります。

幹細胞治療で期待できる勃起不全への効果

器質性EDの最も多い原因は加齢や生活習慣病による動脈硬化です。つまり、硬くなった血管を再生することがED治療につながります。
幹細胞は体内のあらゆる組織や細胞に分化・増殖できる特殊な細胞です。幹細胞を用いることにより、陰茎の硬くなった血管は修復され、EDの血管要因を克服することが可能となります。

適応条件・除外条件

選択基準

  • 年齢:30歳以上
  • 再生医療等を行う医師の診断により、薬物治療等の他の治療法では改善が見込めず、本治療の実施が適当であると判断された者を本治療の対象とする
  • 80歳以上の場合は、再生医療を行う医師が選択基準に満たすと判断した場合は、治療を行う。

除外基準

以下に該当する者は本治療の対象外とする。

  • 脂肪採取時に使用する麻酔薬または特定細胞加工物の製造工程で使用する物質に対する過敏症、アレルギー症状を起こした経験がある者
  • 感染症(HBs抗原、HCV抗原・抗体、HIV抗原・抗体、HTLV-1抗原・抗体、梅毒)が陽性の者
  • ペイロニー病
  • 前立腺切除術を終えて、5年経過していない